備忘録に代えて

JR飯田線の中部天竜駅構内にある
｢佐久間レールパーク｣が11月1日をもって閉園するとの事だったので
出掛けてみました

(パノラマ写真　写真をクリックしてください、拡大します)


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敷地は狭いのですが
その中に昭和初期に使われていた貴重な電車や
客車、気動車等が所狭しと並べられています








その中で幾つか印象に残った車両をあげると


昭和初期に山手線等で使われた電車
外板のリベットや室内のニスで仕上げた木製の窓枠等に
懐かしさを感じます
このようなニス塗りの木製部品(窓枠、椅子等)を使った列車を
今見かけることが出来るのか、わからないのですが
私が学生だった頃の北海道のローカル線では
このような雰囲気の客車(椅子は4人掛け)に乗ったことを思い出します

車内の｢つかまり棒｣(？)が面白いと思います




モハ52形電車
昭和初期に関西方面で急行・特急に使用された後
飯田線で使われた電車

昭和初期として考えると
随分思い切った流線型をしています
当時の｢モダン｣でしょうか




キハ181形気動車
この形の気動車に乗ったことは無いのですが
この形の前身であるキハ82形気動車の特急には随分お世話になりました
外観はほとんど同じなので、昔の仲間に会ったような気がします





併設の資料館には、鉄道模型や昔懐かしい機材、用品、切符類などが展示されています
月並みな言い方ですが
昔はこんな風だった、と言うような懐かしさを感じます

山間部の環境の良いところにあるので
日帰りのドライブコースか
列車の小旅行として出掛けられると良いと思います



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佐久間レールパークから車で20分程のところに佐久間ダムがありますので
帰りに寄ると良いでしょう


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参考までに

JR東海の案内では、駅に駐車場は無いことになっていますが
実際には60台ほどのスペースがあるようです
ただし、満車になりやすいようです
また、駅へ向かう橋の手前にも駐車場があるようですので
そこに車を置いて歩かれるのも良いと思います

レールパーク内には軽食堂のほかに弁当の販売、手打ちそばの実演等があります

静岡方面から行かれる場合は、渋滞情報に注意してください