備忘録に代えて

2022年、新しい年は始まった　
昨年はいろいろと「大変な」年だった　
気力も失いかけている感もあるが　
それでも｢今年こそは」という気持ちを持ちたい　

個人的な事情で新年のあいさつは欠礼しなければならないのだが　
それでも初詣ぐらいはしておこうと思い　
浅間神社に出掛ける　

元旦の街は人通りが少ないように思える　
商店街はほとんど閉まっているから　それも無理はない　
しかし、浅間通りの商店街に入ると俄然人が多くなる　
初詣の人出はかなり多いのだろう　






そして、大歳御祖神社前の鳥居では、既に人が溢れている　
コロナ禍のなか、神社は分散の参拝を呼びかけてはいるのだが
この様なご時世
人々は何らかの「ゲン担ぎ」をしたい気持ちにもなる　
列に並び、ゆっくりと神社の境内に入り　
大歳御祖神社参拝




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その後、神部・浅間神社前の楼門にたどり着いたが　
人々の列は楼門を越え、総門よりもさらに外にあふれる　
ここでも中に入るまでの混雑は同じなのだが　
廻廊の中に入ると比較的落ち着いている　





舞殿の右側には、毎年恒例の干支をあしらった大きな絵馬　
そして「おみくじ」には多くの人が並ぶ　
ゲン担ぎに「おみくじ」の｢大吉｣でも当てたいところだが　
はたして、くじを引いてみると望み通りの｢大吉｣　
もっとも、これで今後の運勢が上向きになるとも思えないのだが．．．．．





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1月3日
この日になると商店街の店も開き、街は賑わいが戻る　
静岡市ではこの日に成人式を行ったらしく　
晴れ着姿の娘さんを多く見る　




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街の所々に正月らしい飾りつけが見られる　
地味かもしれないが、このような設えを見るのも楽しい　
そう思いながら街を歩くと「札の辻」からお囃子が聞こえる　





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この日は「獅子舞」が行われていた　
これもまた「正月らしい」 出し物　
毎年伊勢丹の初売りの日には入り口で「獅子舞」を行っていたが　
この獅子舞は呉服町の商店街が企画したものらしい　




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呉服町の商店街が企画した「獅子」は他にも｢居た」
「ハニカムスクエア」で一休みしていると
突然銅鑼の音銅鑼の音が鳴り響く　
あわててその方向に足を向けると　
大陸系の雰囲気を持つ紅白二頭の「獅子」が練り歩いている　
後で調べると「琉球の獅子」なのだそうだ　
「縁起物」というよりも、この獅子自体が「祝典的」な雰囲気を持っている　




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それにしても「なんで静岡で『琉球の獅子』？」と思ったのだが　
静岡市には「琉神」という琉球伝統歌舞集団が活動しているそうで　
今回の「練り歩き」は呉服町の商店街がこのチームに依頼したようだ
少々意外な取り合わせだったかもしれないのだが　
これはこれで楽しい。







打ち鳴らされる銅鑼の音に先導された獅子達は
行きかう人々の頭を噛みながら、商店街を練り歩いていた