備忘録に代えて

夏の旅行は長崎方面にした
そこで、長崎までどのような方法で行くかを考えた
今まではJR線の夜行と新幹線、在来線特急を使っていたが
今回は高速バスを使うことにした

(パノラマ写真　写真をクリックしてください　拡大します)

基本のバスは名古屋から佐世保へ行く夜行バス(￥11,930)を使い
静岡から名古屋までの間もJRの高速バスを使うことにする(￥2,850)
合計￥14,780となり、おそらくJR線の特急等を使うよりも1万円ほど安くなるだろう
（青春18切符を使えばかなり安く行くことが出来るが
　今回は夜のうちに移動する方法を選んだ）





静岡駅を10時30分に出る東京駅行きの高速バスに乗る
駅の窓口では、日曜日の為名古屋行きのバスは満席で乗れないかもしれないと散々脅かされた
東名静岡バス停で降り(この間15分)、ここで名古屋行きに乗り換える
通常名古屋行きは毎時39分の発となるから、次の名古屋行きは11時39分となるはずだが
この日は、途中事故渋滞の為バスが遅れていた
本来10時39分に東名静岡を出るはずの名古屋行きは11時5分になってようやく到着する
乗客の数は(満席どころか)大変少なく、席にはかなりの余裕があった
バスの運転手さんは幾度となく運行時間の遅れを陳謝していたが
私にとっては本来の予定のバスよりも早く乗ることが出来たから、むしろ好都合だった




東名高速の道は自分では何度も運転しているが
｢自分が運転せずに、風景を眺める｣ということはほとんどなかったから
車窓は少し新鮮だった




名古屋インターまでは渋滞もなくスムーズに移動
むしろインターを降りて市街地に入ると動きが鈍くなる
名古屋には14時40分ごろの到着、3時間35分の乗車
予定では3時間7分で着くはずだから、市街地で30分近くロスしたようだ

次の佐世保行きは20時ちょうどの発車だから、5時間余りの待ち時間がある
名古屋の街は余りよく知らない
時間つぶしとして行った場所は名古屋城と栄
かなり月並みな選択だった
（この待ち合わせ時間の間に撮った写真等は、また後日記事にするかもしれない）





佐世保・ハウステンボス行きの夜行バスは
20時ちょうど、名鉄バスセンターを出る

今まで夜行バスに何度か乗ったことがあったのだが
まったく眠れなかった
夜行バスは苦手であり、今回もその先入観から使用するのを躊躇したのだが
時間の有効利用の点でこれほど好都合な物も無いし安い

座席は3列シート(夜行バスではこれが標準)だが、横幅は狭く長時間のバス行では窮屈だ
最初の案内では途中5回ほど止まるものの、運転の交代の為の停車で外に出ることは出来ないとのことだった
しかし実際には夜と朝の二回、10分以上の(バスの外に出ることの出来る)休憩があった




バスは名古屋を出ると東名阪自動車道を走る
名神高速道を走る物と思ったので少し意表をつかれる
東名阪道は亀山付近で分岐し、其処から先は｢新名神高速道路｣なる道に入る
いつの間にこの様な道が出来ていたのか、まったく知らなかった
いくらかは時間の短縮になっているのだろうか
（この道の是非はまったくわからない）

夜行バスで眠れるか否か、今回も心配だった
｢無理して眠る必要は無い｣と言う｢開き直り｣で行くことにしたが
実際にはほとんど眠れなかった
浅い眠りをトータルで3時間ほどしたに過ぎないのではないだろうか




朝6時少し前に休憩の為に停車(多久西PA)
少し霞のかかったような空模様
しかし天気予報では、この日は晴れるはず




このあと幾つかの停留所に停車の後
7時22分ごろ佐世保バスセンター(JR駅近く)に到着
バスはこのあと、残りの乗客を乗せてハウステンボスに向かう
結果としては少し疲れの残る移動だったが、ともかく長崎の旅行が始まる



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