備忘録に代えて

｢日本三大夜景｣の一つ、長崎の夜景は
通常は稲佐山山頂からの夜景眺望の事を言う

稲佐山まではロープウェイを使うのが一般的
往復で1200円だが、あらかじめ｢長崎ロープウェイ｣ホームページから割引クーポン券を印刷しておくと
１割引になる
また、市内のホテル・駅前を循環するロープウェイ駅までの無料の送迎バスがあるのでそれを利用する

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長崎の市街地は、山の斜面のかなり上のほうまで住宅地が広がる
夜、その住宅の一つひとつに灯が燈った時
長崎の夜景はその市街地の広さ以上の広がりを見せる

煌々と強い光が輝くような大都会の夜景ではない
中心部はさすがに明るいが、その周囲はむしろ淡い光に包まれている

前回稲佐山からの夜景を見たときは雨がやんだ直後で
山の頂上付近にはもやが掛かっていた為、見通しが利かなかった

よく晴れ渡ったこの日の夕暮れ時は、山の向こうまで見通すことが出来る

山の向こうには更に海が広がっていた
夜景の北の端も、その先は海だ
展望台の裏に回ると、その先にも海が広がっている

稲佐山に登って初めて殆ど海に囲まれた長崎市街地の地理的な環境を理解する




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写真ではカメラを据えた位置が悪く、北部の広がりがカットされてしまった
そこで位置を変えてもう一度パノラマ写真を撮ったが
今度は中心部の画像でブレを生じてしまい全体としては失敗してしまった

そこで北部の夜景の広がりのみ、補足として載せる

いずれにしても、コンパクト･デジカメでは限界があるようだ




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長崎市街には、稲佐山以外にも夜景を望むことの出来る高台が幾つかあるという
その中で風頭山公園は路線バスの便もあり、観光としては行き易いところだと思う
但し、ここに観光客は殆ど来ない

稲佐山よりは低い位置にあるため、眺望は余り利かないが
女神大橋が視界のちょうど良い部分にあるので、景観としてはそこそこに良いように思う
ここでは稲佐山以上に、目の高さの光(山の斜面に掛かる住宅地)を意識する

通常は稲佐山だけで十分だと思うが
時間が有れば風頭山にも行ってみると良いかもしれない


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