2010年08月11日

平戸 2010年長崎旅行(6)

平戸 2010年長崎旅行(6)
(HDR加工による画像).......

平戸に到着後、午後いっぱいを市街地の散策に当てる

平戸は鎖国以前は海外通商の基地だったから
市街地にはその面影が残っているという


(HDR加工による画像).......

宿に荷物を預けに行く途中で見たもの
オランダ塀といわれる、頂上がかまぼこ型に整形された石塀
これが西洋風なのかはわからない(むしろ中国大陸風のような気もする)が
一般的な日本の雰囲気では無いだろう


(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)



その脇にはオランダ商館の跡
別の場所には商館があったときに使用していた井戸
商館倉庫の有った場所は、現在復元(あるいは観光施設の建設)が行われている





(HDR加工による画像).......

平戸の町並
おそらく町並の修景が行われたようだ
古い町並のようにも見えるがどことなく新しく作ったような雰囲気もある
昔の形に復元したというところか




松浦史料博物館は、昔の領主の邸宅(明治期)を博物館に改装したもの
鎧兜から交易時代の遺物、絵画等興味深いものがおかれているが
奥にある茶室も面白い





(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)

明治期の建物らしいが、屋根の小屋組みがそのまま見える素朴な建物
その素朴さを洗練したような雰囲気




ここで抹茶と菓子を頂く




菓子は「カスドース」というもの
少しサクサクとした感じの「カステラ」の表面を卵黄に漬け
沸騰した蜜の中にくぐらせた物、殿様への献上品

甘さがくどい様に見えるが、中のカステラがあっさりしているので、ちょうど良い甘さに納まっている



(HDR加工による画像).......

平戸の観光案内でよく見る景色
寺院と教会が一緒に見える光景はいかにも特別な物のように思ってしまいそうだが
この光景自体は決して古い物ではないし
長崎ならどこでも見えそうな光景のようにも思う
ただ、背後にあるザビエル記念教会のデザインが鋭角的で特徴があるため
寺院とのデザインの違いが際立っているのだろう




ザビエル記念教会は1931年竣工のコンクリート製
尖塔が幾つも突き出る鋭い造形
内部はコウモリ天井

コンクリート製の建築物には共通して大味な物を感じるが
この聖堂は比較的細やかなデザインをしているかもしれない





(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)

平戸城は高台にあり、天守からの眺めが良い

その平戸城と町とをつなぐ「幸橋」は石組みの橋(国重要文化財)
ガッシリとしたアーチの造形、ここにも異国の物を感じる



(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)

夜、宿から町へ食事に出かけるとき見た
城と平戸大橋のライトアップ



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Posted by 旅人 at 23:28│Comments(0)長崎県
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