2012年09月30日

空一面に広がる夕焼け 360度パノラマ写真



例年になく夏が長引いたようにも思うが、ようやく秋の入口に達した 
せみ時雨は何時しか鈴虫の音に変わる 
中秋の名月も近い 

ここ数日、美しい夕焼けを見ることの出来る日が続いた 
先の水曜日には頭上の雲まで美しい茜色に染まったのを見たのだが 
そのとき私は写真を撮る余裕がなかった 
ただ恨めしそうにその美しい夕焼けの光景を眺めるだけだった 

その翌日、時間が空いたので梶原山に登った 
昨日のような夕焼けは望めないかもしれない 
そう思いながらも、西の空に晴れ間が見えることに何かしらの望みを抱いていた 
空は全体に雲が覆っているように見えたが 
薄曇といった具合のようだ   続きを読む


Posted by 旅人 at 11:27Comments(2)葵区

2012年09月29日

岩村城址



岩村の街並みを東に外れたところに岩村城址の登城口がある 
登城口付近には太鼓櫓を備えた立派な門がある 
しかしこれらは近年の復元、この付近には藩主の屋敷跡だったそうだ 



2012年8月27日 岩村城 360度パノラマ写真(1) 太鼓櫓 fused
2012年8月27日 岩村城 360度パノラマ写真(1) 太鼓櫓 fused posted by (C)備忘録 旅人



山城の場合、山の上で藩政を行うことに無理があるから 
ふもとに屋敷を構えるのが普通のようだ 

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Posted by 旅人 at 12:48Comments(0)岐阜県

2012年09月28日

岩村 街並み



岩村駅から歩き始める 
ものの5分としないうちに街並みの諸口に入る 



2012年8月27日 岩村町 町並み (2) HDR
2012年8月27日 岩村町 町並み (2) HDR posted by (C)備忘録 旅人

どうしたことか、街の中の所々に寒暖計が掛けられている 
おかげでこの日の気温をこまめに知ることが出来る 
大体32℃前後で推移していた 





2012年8月27日 岩村町 町並み (3)
2012年8月27日 岩村町 町並み (3) posted by (C)備忘録 旅人

街並みの軒下に並ぶ提灯 
何か行事があったのだろうか 

岩村の町へも、随分前に来たことがある 
雰囲気は以前と変らないように思えたが 
夏休みでも終盤に差し掛かったためだろうか 
街並みの中に人は少ない   続きを読む


Posted by 旅人 at 01:21Comments(0)岐阜県

2012年09月23日

明知鉄道 岩村駅



郡上踊りを見た翌日、宿を引き払いJR太多線に乗る 
「太多」線という名前 
鉄道線ではよくあるが路線両端の駅の名前から一字づつとって付けた名前 
この場合には、「美濃太田」と「多治見」の間を結ぶ線路であるという事 
これもローカル線なのだが、小都市間を結ぶ路線の為か車窓にはさして見所は無い 

30分足らずの車行で多治見に着く 
この駅は新しく立て替えられたばかりのようで、施設は奇麗だ 
それだけにまだ深みは無い 
そうした中、ホームの屋根下に風鈴が吊るされ、涼しい音色を奏でている 
その風鈴、よく見ると「汽車土瓶」の形をしている 
随分懐かしいものを見たような気になる  

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Posted by 旅人 at 01:35Comments(0)岐阜県

2012年09月19日

郡上八幡 (3)



この日私は「郡上踊り」の見物を楽しもうと思っていた 
しかし、大変な目論見違いをしていた 

今回宿を郡上八幡に取ることはできなかったため、美濃太田に宿を取った 
郡上八幡から美濃太田へ行く鉄道の最終便は20時55分 
「郡上踊り」が19時ぐらいから始まれば 
少なくとも一時間から一時間半ぐらいは見ることが出来ると考えていた 

しかし、郡上八幡で観光ガイドの方に開始時間を聞くと 
「20時ごろからです」との事 
最終便までの時間は55分、会場から駅まで歩いて20分余り 
いくらかの余裕を加えると、見物の時間は正味30分を割るだろう 

「踊るわけではないのだから、30分も見れば十分だろう」 
もしかしたらそう思う人もいるかもしれない 
だが、「祭の場所にいる」ということは一種の「催眠状態」にかかる様なものだ 
ただその場所にいるだけでも、その雰囲気は体の中にしみこんでくる 
30分など「まばたき一つ」だと思えばよい   続きを読む


Posted by 旅人 at 01:09Comments(0)岐阜県

2012年09月17日

郡上八幡 (2)



郡上八幡の町は大正時代に大火によって焼かれたという 
その為現在の街並みはそれ以降の建物なのだそうだ 

街並みの建物には、二階に「袖壁」という一種のうだつがあったり 
軒下にバケツが吊るされているが 
この街の火災に対する意識を垣間見ることが出来る   続きを読む


Posted by 旅人 at 10:47Comments(0)岐阜県

2012年09月14日

郡上八幡 (1)

     

郡上八幡町は、いつの間にか「郡上市八幡町」になっていた 
私が前回訪れたのは10年以上前のことだ 
その間に熱病のような「平成の大併合」の波が、この地域にも押し寄せたのだろう 
「併合」が良いことなのか悪いことなのか、私には判らない 
だが、別々の「核」と個性を持っていたはずの地域が 
無味乾燥な集合体になってしまったような気がする 
「平成の大併合」は、「小さな自治」を奪っていく過程のようにも思えた 

しかし、そのことを今ここで言ってもしょうがないし 
あくまでも一市民の素朴な疑問でしかない 





2012年8月26日 郡上八幡 (3) 新町
2012年8月26日 郡上八幡 (3) 新町 posted by (C)備忘録 旅人
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郡上八幡駅から町の中心地までおおよそ20分歩く 

もっとも「新町」の付近なら更に近いし 
実際には「新町」の付近が商店街としては一番賑やかだ  続きを読む


Posted by 旅人 at 23:13Comments(0)岐阜県

2012年09月12日

長良川鉄道 郡上八幡駅



旅行2日目、郡上八幡へ行く 
前日と同じ長良川鉄道に乗る、美濃市駅までは同じ行程 
美濃市までの車窓は、特別目を引くものはなかったのだが 
美濃市を過ぎてしばらくすると、鉄路は川沿いを走るようになり 
車窓に趣が出てくる 



2012年8月26日 渓流釣り  長良川鉄道車窓
2012年8月26日 渓流釣り  長良川鉄道車窓 posted by (C)備忘録 旅人
(画像をクリックすると、写真共有サイト「フォト蔵」の該当画像ページで拡大画像を見ることが出来ます 
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残念なことに、座った場所がおおむね川と反対側だったため 
その車窓を満喫することは出来なかったが 
それでも時折清涼感のある川の景色が見える 
釣り人が多い、もちろん目当ては鮎なのだろう 
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Posted by 旅人 at 01:37Comments(0)岐阜県

2012年09月09日

美濃 うだつの上がる町並み



美濃の町へ来た本当の目的は「古い町並み」を見るためだった 
思った以上に旧名鉄美濃駅で時間をとってしまったため 
肝心の美濃の町並みは駆け足で見る羽目になってしまったが 
古くから残る町並みを楽しむことが出来た   続きを読む


Posted by 旅人 at 00:15Comments(0)岐阜県

2012年09月06日

旧名古屋鉄道美濃駅



長良川鉄道美濃市駅から街の中心に向かって歩き出す 
美濃市駅の駅前は随分寂しい雰囲気だったのだが 
ほんの少し歩いただけで建物の数が増えてくる 
歩いて5分もすると、右手に鮮やかな塗装の路面電車車両が何台か見えてくる 

名鉄美濃町線は、岐阜から美濃町(現美濃市)までおおよそ25kmの距離を走っていたという 
岐阜市内を走っていた路面電車と共に7年前に廃止されたが 
美濃駅は更にその6年前、関~美濃間の廃止と共に営業を終わる 

岐阜市内の路面電車も、美濃まで行く路線も
その存在は知っていたが、実際に乗ることはなかった 
岐阜から此処まで、どのくらいの時間をかけて走ったのか 
路面電車の長閑さを勘案すると、なぜか途方も無い時間が掛かったような気がする   続きを読む


Posted by 旅人 at 00:53Comments(4)岐阜県

2012年09月03日

長良川鉄道 美濃市駅



ふと思いたって旅にでる 
そんな旅行者でありたいと思っていても 
実際そんな気軽に旅に出ることはできない 
でも、「山の方の街へ行ってみたい」「水の奇麗な町へ」「古い町並みを」 
そんな思いに駆られ、特に綿密な計画を立てる事無く 
ふらりと出かけてみた 
とりあえず二日間の宿を決め、後は時刻表まかせで名古屋まで行き 
高山線の特急に乗り換えて「美濃太田」という駅に降りる 

駅前の宿に荷物を預け、この駅が始発となる「長良川鉄道」にのる   続きを読む


Posted by 旅人 at 00:10Comments(2)岐阜県