2016年09月17日
ノンアルコールビール (静岡オクトーバーフェスト2016)

私はアルコールに弱い
だから酒類はあまり飲まない
ビールもほとんど飲まない
そのためオクトーバーフェストについてもあまり書くことは無いと思っていたのだが
ここで販売されていた「ノンアルコールビール」については
好みの有無は別として「ビールそのもの」といってよい出来の良さに感心したので
此処で書いてみたいと思う

「静岡オクトーバーフェスト2016」
街中で行われている行事で立ち寄りしやすい
だからななにか写真のネタでもあるかもしれないと思い
中に入ってみたのだが
その点ではあまり目を惹く物は無かった
実のところ「オクトーバーフェスト」は5月にも東静岡駅の北口でも行われていた
そしてそちらの方が盛大で店舗数も多かったようだが
立ち寄りやすさという点では街中には及ばない
いずれにせよ、5月や9月の開催なのに「オクトーバー」でもあるまい、と思うのだが
どのみち商業イベントなのだから、その点はとやかく言ってもしょうがない

各店舗の商品が掲載された看板を見て歩く
もちろんビールを頼むつもりはない
多分ジョッキ一杯で確実に酩酊するだろう
ノンアルコールビールであれば飲むことはできるのだが
「ビール純粋令」なる法律があるドイツの事
そのような「軟弱」な飲み物はあるまい、と思っていたのだが......

あったのだ
この催事で販売されている「ノンアルコールビール」は
「ヴィエンシュテファン・オリジナル」という銘柄
「ヴァイエンシュテファン」と「アインガー」のブースで販売されている
日本の「ノンアルコールビール」はときたま人からもらったものを飲むことがある
日本のメーカーには申し訳ないのだが
日本製の「ノンアルコールビール」(ビールテイスト飲料)は総じてまずい
ビール自体がさして好きではないうえに
それに輪をかけて「まずい」のだから
わざわざ買ってまでして飲もうとは思わない
それでも一度だけ、「地ビール系」のノンアルコールビールで
ましなものが有ったように記憶しているのが唯一だろう
そうした中で見つけたドイツ製「ノンアルコールビール」
「ドイツビールの名誉にかけて」変なものは作らないだろうと思い
興味本位で注文してみた
味は「ビールそのもの」
ビールの味覚に疎いからそうとしか言いようがないのだが
「いくら飲んでも酔わないことで初めてノンアルコールであることに気づく」といってよいほどに
出来が良いように思う
(もっとも、たくさん飲もうとは思わないのだが......)
実際には飲んでいるうちに「酔ったような」錯覚さえ感じた
そして別途注文したソーセージを食べながら飲むと
実に「食べ物に合う」ような気がしてきたのだ
ビール好きな人にとっては
私のこの感想は「笑い話」のうちにしか入らないかもしれない
しかし「下戸」の私には実に新鮮な味覚だった
静岡オクトーバーフェスト
興味が有ったので後で調べてみた所
日本の「ビールテイスト飲料」とドイツの「ノンアルコールビール」は
製造方法に違いがあるらしい
日本の「ビールテイスト飲料」は
簡単に言えば麦汁に「味付け」をしてビールのようなものを作っている
それに対してドイツの「ノンアルコールビール」は
「ビール」を作ってから「アルコール分」だけを取り除く製法が一般的だという
大きな違いであり、この方法で有ればビールの雰囲気が十分に残っているという事に納得できる
では、日本ではなぜ「アルコールを抜く」という製造法を取らないのか、というと
日本では「酒税法」の関係でこの方法で製造することが難しいのだそうだ
先ほどはにほんの「ビールテイスト飲料」をまずいとけなしたのだが
メーカーはできる限りのことはしている、という事なのだろう
この製法が使えないのは実に残念な事だ
( なお、「アルコールを抜く」という製法では
若干ながら「アルコール分が残る」ことがあるという
0.5%くらいらしいのだが、アルコールの検査に引っかかることもあるようだ )
「下戸」の「ノンアルコールビール評論」など当てになるものではないだろう
しかし、私自身はもう一度くらいはこの味を確かめに行くつもりだ
長尾川河畔の桜は見ごろになった
青葉シンボルロードのイルミネーション(2024年度)
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正月、2022年
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Posted by 旅人 at 00:38│Comments(0)
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