2010年05月10日

安楽寺と北向観音 ― 別所温泉の寺 ―

安楽寺と北向観音 ― 別所温泉の寺 ―

別所温泉は古くからの温泉場で、外湯巡りなども出来るようだ
今回は宿泊しなかったこともあり、そのような楽しみは次回に持ち越しとなったが
温泉の周囲には幾つかの寺がある

安楽寺と北向観音 ― 別所温泉の寺 ―


(パノラマ写真 写真をクリックしてください 表示された画像をもう一度クリックすると拡大します)

温泉街の中心部、川に面した所に「北向観音」と記された門がある
門をくぐって川に降り、橋を渡ると
狭い路地はちょっとした門前町となっている



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本堂は正面よりも奥行きが深いようだ
そのような特徴も含めて、何処か善光寺に似ていると思ったら
「南向き」の善光寺と、この「北向観音」を合わせて参拝するとご利益があるという

温泉街に近い事もあり、参拝客は多いようだ
本堂で手を合わせる、しかしどの様な「ご利益」があるか、については余り関心は無い
どのみち、神様仏様は「現世利益」などは授けないものだ

舞台造りの堂などもある
民間の信仰の厚い寺のようだ




先ほどの門を反対側に進み、暫く行くと
安楽寺という禅寺にたどり着く
参道は短いながらも暗い木立に囲まれる





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安楽寺は最初は臨済宗、後に曹洞宗に転ずる
本堂など各々の建物の屋根は銅版で覆われているが、元は茅葺であることが伺える
この地方の寺院建築は茅葺屋根が目立つように思える







八角三重塔
日本にある古塔の中で唯一の八角塔であり、全体が禅様という建築様式で建てられているのが珍しい
塔の各層屋根の下の組み物がびっしりと詰まっているのが面白い

塔は墓地の一角にある
「卒塔婆」としての意味合いからなのだろう




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Posted by 旅人 at 00:04│Comments(0)長野県
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