2007年12月13日

ヘンデル メサイア

ヘンデル メサイアヘンデル
メサイア

鈴木美登里       (ソプラノ)
米良美一        (カウンターテナー)
ジョン・エルウィス   (テノール)
デイヴィッド・トーマス (バス)
鈴木雅明(指揮)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱と管弦楽)
(キング KICC 217/8)


年末の音楽というと
クラシックでは
ベートーヴェンの第九とともに
ヘンデルのメサイアがよく演奏される

キリストの
誕生、受難、復活を内容としたこの音楽は
クリスマスに関連付けて
演奏されるようだ

全部で53曲
2時間以上かかる大曲

このメサイアや
バッハの受難曲は
多数の曲によって構成される

これらの曲を聴くとき
変な連想なのだが
各駅停車の長距離鈍行に乗っているような
そんな気分になる

一曲一曲が駅であり
駅間の風景である

メサイアの場合
その一曲一曲が楽しく
優しい響きがする

時に説教くさくなる
バッハの受難曲との大きな違いである

そして、終着駅に達したときの充実感と
旅の終わる事に対する寂寥感に似た気分を
メサイアを聴き終わったときにも感じる

できれば、CDではなく
生の演奏で聴きたい
一度だけ生で聴いた事があるが
その充実感は
なかなか味わえないものである


紹介したCDは
少人数の管弦楽と合唱のため
響きが透明できめ細かい
また、節回しに癖がなく
聴きやすいと思う
日本の団体だが
そのような事を意識する必要のない
優れた演奏だと思う




にほんブログ村 クラシックブログへ
FC2 Blog Ranking
人気ブログランキングへ






にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 静岡(市)情報へ にほんブログ村 クラシックブログ クラシック音楽鑑賞へ

同じカテゴリー(音楽)の記事画像
メサイア
マーラー 交響曲第4番 
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番
ベームの「運命」
ハイドン 交響曲第60番「うかつ者」
シューベルト  ドイツ・ミサ曲
同じカテゴリー(音楽)の記事
 ヘンデル メサイア (グランシップでの演奏会) (2019-12-22 00:56)
 メサイア (2018-12-25 01:01)
 テレマン パリ四重奏曲 (2017-10-15 01:11)
 マーラー「大地の歌」 コレギウム・ムジクム静岡演奏会 (2015-07-25 01:48)
 マーラー 交響曲第4番  (2015-01-17 23:05)
 ペロティヌス 「地上のすべての国々は」 (2014-10-26 23:29)

Posted by 旅人 at 11:00│Comments(0)音楽
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
ヘンデル メサイア
    コメント(0)