2011年02月15日
右近の橘
右近の橘、左近の桜
京都御所の紫宸殿の前に植えられている橘と桜の事を言う
あるいは雛飾りにも使われているようだ
しかしここで御所や雛飾りの話しをするわけではない
おそらく御所の橘にあやかったのだろう
浅間神社大拝殿の前にも「右近の橘、左近の桜」は植えられている
桜の開花はまだ当分先のことだが
「右近の橘」は今多くの実をつけている
橘という木の名前は聞いてもその実のことはよく知らない
しかし「柑橘類」と言うように、それはミカンの仲間だ(ミカン科ミカン属)
写真では大きさはよく分からないが
浅間神社で目にする橘の実はピンポン玉ぐらいの小さいもの
酸味が強すぎて食用には向かないらしいが
常緑樹の為に ― 常緑は永遠の象徴 ― 尊ばれているようだ
浅間神社に植えられている橘は沼津市戸田で自生していたものを移植したという
(自生の橘は戸田が日本の北限らしい)
「左近の桜」には気が付いても、「右近の橘」にはあまり気を留める事がなかった
ましてや実を付けるとはまったく考えていなかった
ここで少し気になって、雛飾りの「橘」はどのような物かを調べてみたら
「実の付いた木」の作り物を飾っているようだ
もし我が家が「雛飾り」に縁があったなら、橘が実を付ける事位自明の事だったかもしれない
「何も分かっちゃいない」
おそらく世間の常識だっただろうことを知らなかった自分のことが可笑しくなった
(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)
久しぶりに賎機山の展望台まで登ってみた
ここも市街地を一望できる
遠くには清水港や伊豆半島も見える
少し雲が掛かっていたものの富士山もその姿を見せている
前の日に積もっていた龍爪山の雪は消えてしまったようだった
ここも4月になれば桜が咲き揃う
正月はついこの間の事のように思えたが
季節の移ろいは歩みを止めない
伊東小室桜、駿府城公園
青葉シンボルロードのイルミネーション(2021~2022)
正月、2022年
二年ぶりの”シズオカ×カンヌウイーク”
ハニカムスクエア
キャンドルナイト - 10年目の”3・11”
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Posted by 旅人 at 19:02│Comments(2)
│葵区
この記事へのコメント
旅人さん、こんにちは。
お浅間さんにこんな実があったんですね。
知りませんでした。
どこに行っても咲いている花にばかり目がいってしまって
なかなか実には気づかないものですね。
今度見に行ってみまーす。
実を見に!(笑)
お浅間さんにこんな実があったんですね。
知りませんでした。
どこに行っても咲いている花にばかり目がいってしまって
なかなか実には気づかないものですね。
今度見に行ってみまーす。
実を見に!(笑)
Posted by じゃすみん at 2011年02月21日 18:09
じゃすみんさん、こんばんは。
私も今までまったく気が付かなかったし、誰も教えてくれない(!?)。
そしてこの実を見たとき、真っ先に気になったのは
「食べたら美味いか不味いか?」。
酸味が強すぎて食用には向かないそうですが
橘の皮でマーマレードを作っているところがあるそうです。
実を見たので、今度は「どんな花だったか」と言う事が気になります。
秋から冬に掛けて、注意して見てみます。
私も今までまったく気が付かなかったし、誰も教えてくれない(!?)。
そしてこの実を見たとき、真っ先に気になったのは
「食べたら美味いか不味いか?」。
酸味が強すぎて食用には向かないそうですが
橘の皮でマーマレードを作っているところがあるそうです。
実を見たので、今度は「どんな花だったか」と言う事が気になります。
秋から冬に掛けて、注意して見てみます。
Posted by 旅人 at 2011年02月21日 19:55
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