2012年02月06日

静岡ハリストス正教会

静岡ハリストス正教会

此処にも、近い将来に「無くなってしまう」建物がある 

静鉄の春日町駅から谷津山に向かって歩き、すぐのところに 
住宅地には不釣合いな、異国情緒溢れる建物がある 
背の高い鐘楼の為か、正面から見ると「背高ノッポ」の建物のようにも見えるが 
幅は狭いながらも奥行きのある、重厚な建物のように思える 

2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
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2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会 側面
2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会 側面
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屋根の八端十字架 2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
屋根の八端十字架 2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
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キリスト教会ではあるが、「ロシア正教」という、カトリックとは趣の違う宗派 
屋根の上の十字架も少し形が違う 
そして、その十字架を頂く屋根の先は「玉葱型」にまとめられている 
ロシアの建物の雰囲気 



2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会 正面
2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会 正面
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観光的に有名な函館の正教会と雰囲気が似ている
こちらの建物はコンクリート製なのだろう、幾つかの直方体を組み合わせたような形をし 
その分少し表情がこわばっているようにも思えるが 
カトリックの教会建築とは違った面白さを感じる 




鐘楼 2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
鐘楼 2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
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鐘楼の鐘 2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
鐘楼の鐘 2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会
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頭上高くそびえる鐘楼には、目視では大小三つの鐘が吊るされている 
その鐘の音を聞いたわけではないが、音程の違う三つの鐘の競演は 
カラフルな響きがするのだろう 

「日本正教会」のHPによると、この聖堂は1959(昭和34)年の竣工だという 



2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会 360度パノラマ写真
2012年2月5日 春日町 静岡ハリストス正教会 360度パノラマ写真
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(画像右上の"□"をクリックすると、パノラマサイト「花鳥風月」の該当ページで、
 拡大表示されたパノラマムービーをより良い画質で見ることが出来ます)


建物に施されている塗装は多くの部分でささくれがたち 
そろそろ補修も必要だろう、と思いながら写真を撮っていると 
近くに住んでいる人から声をかけられた 

「今のうちに写真を撮っておいたほうがいいよ」
「 ・ ・ ・ ・ ・ ?」
「今年か、来年ぐらいに取り壊すようだ」
「?! 」 

話によると、耐震性に問題があるらしく取り壊しになるのだという 
見た目には丈夫そうに見えただけに意外だった 

帰宅してすぐ、ネットでこの件を調べてみたのだが、情報は少なかった 
その少ない情報の中から読み取る限りでは 
今年一杯は使用し、その後に取り壊しになるという話に信憑性があるようだ 
しかし、正確なことは判らない 
もしかしたら、まだ結論は出ていないのかもしれないし 
時期が早まることもあるかもしれない 

この教会堂の、建物としての価値がどの辺りにあるのかもわからない 
素人目には静岡には珍しい「異国情緒」のある建物、というぐらいの認識かもしれない 
しかし、静岡に二つとない建物が失われるのかもしれない 

教会堂の中には、数多くの「イコン」が収められているという 
第四日曜日の午前中は、中を見せてもらえるらしい 
一度訪れてみることにしよう 


2月16日追記
「芸術新潮」2012年1月号に静岡ハリストス正教会のことが 
3ページの記事で載っていました 
その記事によると、
 ・教会堂は予想される東海地震に耐えることがおそらくは出来ないであろう
 ・建物の補強も難しく、立て替えるより他ない
 ・静岡ハリストス正教会のイコノスタス(二つの部屋の仕切り)に飾られているイコンは 
  その壮麗さにおいて国内屈指のものである
 ・しかし、再建されるであろう教会堂は現在のものよりも規模を縮小せざるを得ず
  現在の壮麗さを再現することは難しい
と書かれていました 

また、去年のクリスマスが現在の聖堂での「最後のクリスマス」であるとも書かれており 
その事から考えると、聖堂としての役割はもうまもなく終わることが予想されます 
まだ確かなことは判らないのですが、いまのうちに見ておかなければならないようです


2月25日追記 
本日の夕刻、聖堂内のイコンを拝観してきました 
その際に聞いた話では 
聖堂の取り壊しはまだすぐには行わないとのことでした 
ただ、礼拝堂としての機能は隣の信徒会館に移している最中のようです 
本日聖堂を訪れた際にも、聖堂内の備品等を信徒会館に移動していました 
礼拝機能は移しても、聖堂自体は新しい聖堂を立てる目途がつくまでは 
そのままにしておくのかもしれません




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Posted by 旅人 at 21:47│Comments(26)葵区
この記事へのコメント
旅人さん
ロシア正教ということは聞いていたのですが、中に入ったことはありませんでした。わたしは、イコンがとても好きです。自己表現なく、魂だけ描かれているようで…。でも、アンドレ・ルヴュロフとかさすがに精神性の高いイコンは素晴らしいので、静岡のハリスト教会のイコンがどんなかは、?です。ぜひ、写真撮ってきて見せてください。楽しみにしています。
建物も七間町辺りに移転すればいいのに、ね。
Posted by ミミ at 2012年02月07日 09:37
旅人様、
この教会にはクリスマスの前に行ってきました。中にはイコンがたくさん飾られてあり、取り壊されてしまうのが本当に惜しい気がいたします。どうにかならないものでしょうかねー
Posted by Atelier MsAtelier Ms at 2012年02月07日 13:42
ミミさん、こんばんは。

教会の中にあるイコンは、明治期にロシアに留学してイコン製作を学んだ山下りんさんによって描かれたもののようです。
イコンについてはあまり接する機会がなく知識もあまりないのですが、もし教会堂の中に入ることが出来たらじっくりと見てみたいと思っています。

ちなみに、明治期に静岡の正教会が成立したとき、最初の会堂は本通にあったとのこと。道路拡張のあおりを食って春日町に移転してきたようです。もし本通の最初の場所に留まっていたならば、静岡の街の大切な景観の一つとなっていたのかもしれません。

なお余談ながら、正教会のHPを閲覧していたところ、「正教会の聖歌」というページがあり、(日本語ですが)幾つかの曲を視聴することが出来ました。
もしよろしければ視聴されることをお勧めいたします。
http://www.orthodoxjapan.jp/seika.html
Posted by 旅人旅人 at 2012年02月07日 19:57
Atelier Msさん、こんばんは。
幾つかの(ネット上に公開されている)写真からは、函館の教会堂の縮小したような雰囲気、前面の壁一杯にイコンが掲げられている様子をうかがうことが出来ました。
外観も内部も、静岡の街ではほかにない貴重なもののように思います。良い意味で「枯れてきた」雰囲気があるのですが、築50年余りという「文化財」としての評価は微妙なのかもしれません。
「残してほしい風景」なのですが、どうにもならないのかもしれません。
Posted by 旅人旅人 at 2012年02月07日 20:36
同じ敷地にあるアーククホールでは小さな音楽会が開かれることがあり
何回か訪れたことがあります。
残念ながら教会の公堂の方には入ったことがありません。
こちらで、取り壊されると知って少々驚いています。
Posted by あおい君 at 2012年02月13日 15:19
あおい君さん、こんばんは。
取り壊しの話は現地で聞いただけで確実なことは判らないのですが、静岡のハリストス正教会について「芸術新潮」誌2012年1月号二記事が書かれているようです。まだ未読ですが、今この雑誌を取り寄せていますので、何かしたわかり次第、記事に追記の形で書き込む予定です。
Posted by 旅人旅人 at 2012年02月13日 22:08
こんにちわ。
私の生まれ育った場所の写真が出ていてびっくりしました。
写真に写っている車は2台とも私の叔父の車です(笑)
しかし、この教会が取り壊されるとは。
初代の神父様とは家族ぐるみのお付き合いを
させていただいてました。
あぁ、教会のお庭で遊ばせていただいた頃の事が
走馬灯のように・・・・・。
そういえば、
その、神父様?牧師様?(私には近所のおじさんでしたが)
が亡くなった時のお葬式で初めて教会の中に入っような
気がしますが、中々素敵でした。
私の勝手な主観ですが、この教会は夏がよく似合います。
機会がありましたらまた訪れてみてください。
私も行ってきます。
それより叔父は駐車場借りてるのにどうするんだろ?
Posted by 開運です開運です at 2012年02月16日 16:22
開運さん、こんばんは。
お近くが「ふるさと」でしたか。おそらくこの場所はあまり変わっていないのかもしれませんね。
追記で書いたとおり、耐震性の問題で立て替えなければならないようですが、新しい聖堂がいつ出来るのかはわからないようです。
第四日曜日の午前中に中を見せてもらえるようですので、時間が取れたら拝観したいと思っていますが、急いだほうがよさそうです。
夏の青空が似合う建物だと思います。しかしそれまでに有るのかが心配です。
Posted by 旅人旅人 at 2012年02月16日 18:57
旅人さま
山下リンって、有名ですよ。わたしは秋田で見せていただいたことがあります。イコンというより、西洋絵画に憧れてロシアに行って、修道院でイコンばかり書かされてビックリしたそうです。イコンは、没個性ですから。
なかなか興味深く見せていただいたこと思い出されます。(すごく昔なので)
ロシア風の教会を壊さないように働きかけてみましょう!誰に?教会に行ったら聴いてきてください。(残念ながらミミは日曜は自分の教会の礼拝を休めません)
Posted by ミミ at 2012年02月16日 20:09
ミミさん、こんばんは。
山下りんさんの絵も含めて30枚以上のイコンが壁一杯に掲げられているそうです。図書館で「芸術新潮」2012年1月号を探してみてください。静岡の教会が記事で出ています。
山下りんさんについてネットで調べてみましたが、やはりロシア風イコンに違和感を持っていたそうです。
教会の建物をそのまま保存使用できれば良いのですが、状況はかなり厳しいようです。
Posted by 旅人旅人 at 2012年02月16日 21:00
旅人さま
先日、国道1号線から春日町のほうに曲がって、道に迷いながらも静岡ハリストス正教会の外観を眺めてきました。確かに老朽化が激しく大地震が来たら?と思いました。建物も古るほどに味わい深くなるのに、残念ですね。せめて、イコンが他所(よそ)に行ってしまわないよう働きかけてみましょう。
こんなところで、バードやパレストリーナやヴィクトリアが聴けたら素敵なのに…ね。
Posted by ミミ at 2012年02月23日 17:09
ミミさん、こんばんは。
イコンについては、敷地内にある信徒会館(アークホール)に移されるそうです。再建までの間はこのアークホールで礼拝等が行われるそうです。
因みにこのアークホール、音響がかなりよいらしく、実際に音楽会に使われているようです。(先のあおい君さんのコメントにも、此処での音楽会に時々行かれていたとのお話がありました。)

木造に比べてコンクリート製の建物はどうも...と思っていたのですが、こうしてみるとそのコンクリート製の建物でも、長い年月による周囲との調和というものはあるようです。そして、細部の即物的な造りはともかくとして、全体的には正教会の建築の雰囲気をとどめているこの建物は風格のあるもののように思えてきました。それだけに取り壊しは残念です。
Posted by 旅人旅人 at 2012年02月23日 21:56
旅人さま
情報ありがとうございます。
土曜日も拝観させてくださるようなので
また、行ってみようと思います。
アークホールでのコンサート情報もあおい君さんに教えていただきましょう。
どんなコンサートが行われるんでしょうね。
楽しみが増えました。
Posted by ミミ at 2012年02月28日 07:52
ミミさん、こんばんは。
毎月第四土曜日は16時30分より見せていただけるようです。
礼拝のために隣の信徒会館に信者の方が集まっていると思いますので、声をかけてみるとよいでしょう。
また、3月8日の午後に公開されるらしいのですが、確かな情報ではありません。
先日聖堂を見学した後で少し気になったことですが、聖堂の鐘楼にある鐘は、あのあと少し待てば鳴らされたのではないのか、鐘の音を聞くことができたのではないのか、という点。
函館の正教会は、その鐘の音から「ガンガン寺」と呼ばれています。
たまたま手元にあるロシア正教の聖歌集CD(ロシアで収録)には、冒頭に教会の鐘の音が収録されており、低い鐘の音をベースに、高い音の鐘が絡みついてくる様が印象的でした。
また機会があったら聞きに行ってみようか、と思っています。
Posted by 旅人旅人 at 2012年02月28日 20:37
旅人さま
わたしも鐘の音が鳴る時刻に行ってみましょう!
きのう、バイブルクラス(聖書教室)でアークホールのことが話題になって
やはり木でできているので音がとても柔らかに響くそうです。残念ながら、
ロシア正教の方はおられませんでしたが。
Posted by ミミ at 2012年03月02日 15:00
ミミさん、こんばんは。
鐘楼には大きな鐘と中くらいの鐘、小さい鐘の三つが下がっていますので、たぶん想像しているような響きが、と思うのですが実際に聴いてみないとわかりません。もし想像通りだとしたら、大変印象深い響きなのではないのか、と思うのですが。
実際に聞いた、印象深い鐘の音は二つ。
一つは五島を旅していたときに聞いた、教会で鳴らされた正午の鐘の音。
始めはゆっくりと、最後になると音が散らばるように細かく鳴らされ、やがて音は青空の中に消えていく。
あと一つは、奈良に行くと必ず聞きにいく「奈良太郎(東大寺の鐘)」の音。
夜のしじまに21回鳴らされる、重い響き。

アークホールでもし音楽を聴く機会があったら、ぜひ行ってみたいのですが。
Posted by 旅人旅人 at 2012年03月02日 18:37
旅人さま
8日午後、教会の中のイコンを解説しながら見せてくださいました。なぜか
大勢の知り合いがいて、新聞か何かで広報 したのでしょうか?

ほんとは、静かに一人で見たいのに…。
良いものも何点かありました。でもイコンは教会の一部になっていて壁に埋め込まれていましたから、改修するのが大変でしょうね。美術品というより教会の一部ですね。
外観を、夏までに、スケッチして見ようと思っています。以外によいモチーフになるでしょ?(大理石ではないけれど)

アークホールは、礼拝に使うため、誰にもお貸しできませんとのことでした。残念ですね。

ビクトリアの生誕400年とのことグラミー賞のCDを買ってきました。まだ聴いていません。ちょっと楽しみです。では、また。
Posted by ミミ at 2012年03月10日 14:51
ミミさん、こんばんは。
やはり8日に公開があったのですね。
確かに静かな中で見たいものです。

イコンとは「恋人の写真」のようなものだという解説があります。
つまり、「恋人の写真」を愛するのではなく、「写真の中の恋人」を愛するように、イコンを愛するのではなくイコンに描かれている「神様」を、イコンを通して愛するのだそうです。
なんとなく納得できるような.....
門外漢にはイコンの描かれ方に目が行ってしまうのですが。

山下りんさんのイコン画は聖堂の中にある多くのイコン画の中の一部だそうです。確かに絵のタッチがそれぞれに違うような気がしましたが、素人の為「なんとなく」という感覚でしかわかりません。

ビクトリアのCDはどの演奏者のものだったのでしょうか。また ご感想等お聞かせください。
Posted by 旅人旅人 at 2012年03月10日 19:22
旅人さま
ビクトリアのCD。ほんとにわたしはつい先だってからポリフォニーに魅せられたので、とてもとても素人!です。ハリー・クリストファーズ指揮ザ・シックスティーン(合唱レーベル”コーロ”)ということで、レコードアカデミー賞音楽史部門賞、ビクトリア没後400周年記念のものです。
ポリフォニーの神秘にひたっている私ですが、なんて素晴らしいんでしょう!
ビクトリアのこと、旅人さんは備忘録に書かれておられたんですね。ブログ拝見するのがほんとにときどきだったので気づきませんでした。
ぜひ、いろいろ教えていただきたいです。
Posted by ミミ at 2012年03月13日 17:19
ミミさん、こんばんは。
ルネサンス・ポリフォニーは学生の頃に興味を持ちました。他の合唱団が歌っていたのを聴いたのがきっかけだったように思います。
所属していた合唱サークルではポリフォニー曲を歌うことはほとんどなかったのですが、例外的に1曲だけ歌ったことがあり、それがたまたまビクトリアの曲(モテット「我は値せず」)だったのは、何か偶然のような気がします。普段は縦の線=ハーモニーに注意を払うのに対し、横の線=それぞれの声部が旋律であり、その複数の旋律の折重なり合うことの美しさを感じました。
私も知識としては素人の段階です。お教えできるような知識ではないのですが、このごろ音楽関係の記事が少なくなっていますので、また何かの折に書いてみたいと思います。
Posted by 旅人旅人 at 2012年03月13日 22:29
旅人さま
先日図書館でロシアンチャントのCDを借りて聴きました。ほんとに最初鐘の音がとてもおもしろいですね。静岡のハリストス教会では、何時に鐘を鳴らすのですか?
Posted by ミミ at 2012年03月18日 17:42
ミミさん、こんばんは。
先に紹介した「芸術新潮」誌に記事取材時には、17時に鳴らされたと書かれています。一つの目安になるかもしれません。

鐘の音、印象的だったのではと思います。
Posted by 旅人旅人 at 2012年03月18日 20:39
25日、第4日曜を楽しみにしていました。教会での午拝の後、17時に寄ってみたのですがだあれもいなくって、実はこの教会は午前中で礼拝が終わるらしいのです。残念!
図書館の芸術新潮がいつも誰かに借りられていて見ることができません。昔は購読していたのですが…。電話で確かめます、ね。
話はとびますが、バードの4声ミサ素敵ですね。(図書館で借りました)
Posted by ミミ at 2012年03月26日 13:40
ミミさん、こんばんは。

どうやら二つの点で間違った情報を教えてしまったようです。
深くお詫び申し上げます。
実のところ、17時の時間をお知らせしたとき、私は第四土曜日のつもりでいたのです。土曜日の夕刻に礼拝があるので、その折に鳴らされると思っていました。第四土曜日の17時とお教えするべきところを、「土曜日」を省略してしまった為、日曜日との誤解を与えてしまったようです。
そして第二の点、「芸術新潮」誌の記事に「午後五時、信徒のひとりが鐘楼に登り、鐘を鳴らすのを合図に」と書いてあったのを鵜呑みにし、24日に出かけてみたのですが、その折に信徒の方に聞いたら「日曜日の午前10時に鳴らします」とのこと、実際に確認せずに不確かな情報を鵜呑みにして、またお教えしてしまったこと、まったく面目ございません。

「芸術新潮」誌は、私も一ヶ月前にぺガサートの図書館に問い合わせたら貸し出し中でした。個人的に手元においておきたかったので書店でバックナンバーを取り寄せました。市内他の図書館に蔵書がないか、聞いてみると良いと思います。

バードの「四声のミサ」、素朴さの勝る「三声」に比べ、よりポリフォニー的な雰囲気と、少し思いつめたような雰囲気があるように思います。
Posted by 旅人旅人 at 2012年03月26日 23:00
旅人さま
きのう、ロシア正教のお友達とお話しすることができました。鐘はミサの式文に組み込まれていて、礼拝の中で信徒が一人?鐘楼に上って鳴らすんだそうです。ミサは交唱で、(交互に歌いあうとか)「おもしろいんだよ」と言っておられました。だれでも、礼拝に参加できるんですって!

 旅人さんのとてもご親切なお返事、心から感謝いたします。
 ほんとに春爛漫です、ね。
Posted by ミミ at 2012年03月28日 15:14
ミミさん、こんばんは。
正教の礼拝が「歌うこと」を主として行われることを、どこかで聞いたことがありました。いくつかのCDもそのようになっているので、日本でも同様だろうか、と思っていたのですがやはりそうなのですね。

いつも当を得ない返事ばかりではないのか、と思っている中で頂きましたお言葉、感謝しております。
Posted by 旅人旅人 at 2012年03月28日 23:33
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