2011年01月17日

クラリネットはだんだん小さくなっていった

美しい音楽が鳴り響いていた
旋律は滑らかに歌い
弱い音から強い音まで自然に変化する
歌っているような、いや自在に喋る様な楽器による音楽
その楽器はクラリネットだった

この日使われたクラリネットは”バセットクラリネット”というのだそうだ
普通のクラリネットより1オクターブ下まで音が出せるという
音楽が言葉になっている人による「演奏」

モーツァルトのクラリネット協奏曲の演奏だった

拍手の後でアンコール
シュタイナーという作曲家の「だんだん小さく」という曲
何が”小さくなる”のか?
だんだん音が小さくなっていき、最後は消え入るように終わる?
そのようにも考えたが
実際には、もっと「物理的」な問題だった  続きを読む
タグ :音楽


Posted by 旅人 at 01:21Comments(0)音楽