2017年02月24日

二つの桜並木を見に行くために「駿河湾フェリー」を使う

駿河湾フェリー

「河津桜」や下賀茂温泉の「みなみの桜」を見に行くとしたら 
通常は電車を使うほうが楽で速いだろう 
しかし、たまには別の道順で行きたい 
今回はそんな気まぐれのため 
清水港からフェリーで駿河湾を渡るルートを選択する 

駿河湾フェリー(1) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(1) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人 

フェリーの第1便は朝8時の出港 
冬の朝日はまだ低く 
船の背後からようやく姿を見せ始めている 



駿河湾フェリー(2) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(2) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

駿河湾フェリー(3) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(3) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

フェリーの旅客は船前面の車載用ランプの脇を通って 
車両甲板から階段、あるいはエレベーターを使って船内に入る 
旅客専用の入り口が有るものと思っていたので 
少々意表を突かれる 



駿河湾フェリー 客室

土肥までの所要時間は65分 
それが長いのか短いのかは人それぞれなのだが 
その為の客室と座席は簡素ながらもゆったりとしたスペース 
もともと「乗客」は少ない
しかし積み込んだ車両はそれなりの数になっていたようだ 



二つの桜並木を見に行くために「駿河湾フェリー」を使う

もし電車での移動であれば 
一旦座ると車窓を眺める以外にはあまりする事はない 
車内を歩き回るなどという事はまずないだろう 
しかし、船では乗船するや否や、とにかく船内を歩き始める 
「椅子の配置は」「客席の眺めは」「デッキの眺め」
「売店の位置」「自動販売機」等々 



駿河湾フェリー(5) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(5) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

駿河湾フェリー 離岸

そして出港の時、席に座っているという事はまずない 
デッキに出て、船が静かに離岸するのを眺めるのは 
船旅の楽しみの一つ 
さすがにこの規模の船では「テープセレモニー」はないのだが 
離岸時に手を振って見送る人々の姿を見ると 
「出発時の雰囲気」は他の乗り物ではあまり感じられないような 
「重厚」なものを感じる 



駿河湾フェリー(6) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(6) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

清水の港が後方に遠く離れる、しかし、まだ見えている 
この様な位置から清水の港を、街を眺めたことはない 
しかし、まだ出港から10分と経っていない 




駿河湾フェリーから見る「サンロード」(1) 2017年2月16日
駿河湾フェリーから見る「サンロード」(1) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

太陽の位置はまだ低い 
海面には光の帯がこちら側に向かって伸びている 
最近、月の光による帯を「ムーンロード」とよぶようだ 
それに倣えば「サンロード」という事になるのだが 
そのような呼び名は定着しているのだろうか 



清水港三保防波堤北灯台

三保半島を過ぎようとするときに白い灯台を見つける 
真崎海岸の付近だろうか 
この様な場所に灯台があったことに気が付かなかった 




駿河湾フェリーから見る富士山 2017年2月16日
駿河湾フェリーから見る富士山 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

清水港を出ると、しばらくは陸地が遠くなる 

「静かな海と楽しい航海」

進行方向右側には富士山が遠くにそびえる 
デッキの手すりには「県道223号線」の標識 
観光客にアピールするための「海の道」
航海中、富士山は良く見えたのだが
雲はあちこちに散らばっている 
今日は青空は広がるのだろうか 



駿河湾フェリー(7) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(7) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

駿河湾フェリー(8) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(8) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

やはり、船旅の1時間は短い
ロングシートの電車に1時間も乗ると、少々飽きがくる 
しかし、船旅の1時間は、波が穏やかであれば「瞬く間に過ぎる」ように思う 
いつしか伊豆の海岸が間近に見えてく 
下船の手順が放送で案内される 
土肥港、と言ってもフェリー専用の岸壁はさして賑やかではない 
しかし港には何本かの「早咲きの桜」(土肥桜という品種があるらしい)が出迎えてくれる 




駿河湾フェリー(9) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(9) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

下船は、今度は車両甲板の後ろのランプからとなる 
それまでは気が付かなかったのだが
この船は、車は前から入り後ろから出るという構造になっていた 




駿河湾フェリー(10) 2017年2月16日
駿河湾フェリー(10) 2017年2月16日 posted by (C)備忘録 旅人

ランプからは次々と車が下りていき 
それと入れ替わりに何台かの車、一台の観光バスを乗せると 
フェリーは入港の余韻を味わうこともなく 
そそくさと出港していく 
少々呆気ないような気もするのだが 
本質的には、このフェリーは「渡し舟」的な感覚なのかもしれない 
(もっとも、「渡し舟」の英訳は「フェリー」なのだが.....)


この後、堂ヶ島までのバスがこの港から接続している  
そして堂ヶ島で下田行のバスに乗り換える 
バスの車窓はあまり特筆すべきものはなかったように思う 
しかし、時折通り抜ける街並みは 
半世紀ぐらい前の、懐かしさをおぼえる風景だったように思う 


      





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Posted by 旅人 at 00:48│Comments(0)清水区県東部
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