2009年04月12日
法隆寺 桜
「今、奈良にいます」
と書くと、何かコマーシャルのように聞こえますが
実際、今奈良にいるのは他愛もない衝動のためです
「桜に彩られた奈良を見てみたい」
桜の景観を見るのには
本当はあと数日は早く来るべきでしたが
とにかく、残り花だけでも楽しむつもりです
初日は法隆寺
去年の10月に訪れたときは
雨のうえに、金堂が修理中で見ることが出来なかったのです
この日は薄雲が有るものの青空が望めるまずまずの天気
もちろん、中に入っても見ましたが
桜の景観は回廊の中よりは
境内のほうがより華やかです
西院伽藍の更に西側の高台にある西円堂
円堂としては夢殿の陰に隠れがちですが
その落ち着いた雰囲気ゆえにぜひ訪れたいものです
此処からは西院伽藍を
別の角度から見ることも出来ます
西院伽藍の連子格子の間から見えた
東室と桜
東院(夢殿)への参道にも桜の景観は続きます
東院廻廊の中に
小ぶりながら見事な枝垂桜が見ごろを迎えていました
法隆寺の桜は全般的には散り始めていましたが
今が見ごろの桜もまだあり
そこそこに楽しむことが出来ました
それにしても
古寺に桜、よく似合います
桜はそれ自体主役にもなりますが
脇役としても、または二枚看板としても主張します
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Posted by 旅人 at 09:45│Comments(2)
│奈良県
この記事へのコメント
落ち着いた寺院とサクラもなかなかいい絵になりますね。
サクラと言えばいまはソメイヨシノが圧倒的に多いのですが、もちろん明治になるまではなかった品種です。
ソメイヨシノがなかった時代は、また違った雰囲気ではなかったかと、いつも思うのですが・・・
サクラと言えばいまはソメイヨシノが圧倒的に多いのですが、もちろん明治になるまではなかった品種です。
ソメイヨシノがなかった時代は、また違った雰囲気ではなかったかと、いつも思うのですが・・・
Posted by あおい君 at 2009年04月18日 10:48
あおい君さん、こんにちは
実のところ、桜を見るのは好きですが品種には頓着がなく、先日も葉を伴って咲く白っぽい花が大島桜であったことを初めて知った、という具合です。
ソメイヨシノが明治以降の品種だったとしたら、古語で「咲くら」と言っていた桜がどのようなものだったのか(色鮮やかな桜だったのか、淡い色の桜だったのか等)、興味の尽きないものです。
実のところ、桜を見るのは好きですが品種には頓着がなく、先日も葉を伴って咲く白っぽい花が大島桜であったことを初めて知った、という具合です。
ソメイヨシノが明治以降の品種だったとしたら、古語で「咲くら」と言っていた桜がどのようなものだったのか(色鮮やかな桜だったのか、淡い色の桜だったのか等)、興味の尽きないものです。
Posted by 旅人 at 2009年04月18日 11:41
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