備忘録に代えて

西大寺は近鉄西大寺駅から100mほど歩いたところ
平城京の大寺は、幾つかの再建された堂宇と
塔の礎石から偲ぶより他はない

実際に創建当時の建物はない
また、江戸期の寺院建築には私自身あまり興味がない
そう言った理由から、西大寺を訪れるのは20年ぶり位ではないかと思う
ただ、一たび　東門よりその境内に足を踏み入れると
そこには紛れも無く古寺の風格があった
土塀の重なりの諧調から、そのことを感じた


(パノラマ写真　写真をクリックしてください、拡大します)

境内には再建された堂宇と土塀が
東塔の基壇を取り囲んで並ぶ
この位置に東塔の基壇があるとしたら
かつての伽藍は此処より西側にずれていたのかもしれない
平城京の大寺の規模をを偲ぶ足がかりになるかもしれない



東塔の基壇は大きい
創建時に八角七重の塔が建つ予定だったが
規模が大きすぎる為普通の塔に変更されたという
西大寺は東大寺を意識していた




今日は8月15日
この日に思う言葉は
｢平和｣


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