備忘録に代えて

明治村｢４丁目｣　
明治村では敷地内に蒸気機関車を走らせているほか　
４丁目に一台、小型の蒸気機関車を展示している　




2012年8月28日　犬山市　明治村　四丁目 尾西鉄道蒸気機関車１号とハワイ移民集会所　360度パノラマ写真(1) HDR posted by (C)備忘録　旅人
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この機関車（尾西鉄道蒸気機関車１号）の周囲には　
ハワイ移民集会所、六郷川鉄橋、 ブラジル移民住宅を見ることが出来る　

2012年8月28日　犬山市　明治村　四丁目 　尾西鉄道蒸気機関車1号 　運転台 360度パノラマ写真 HDR posted by (C)備忘録　旅人
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この蒸気機関車は実に小さい　
もちろん｢蒸気機関車としては｣という但し書きつきだが　
私が｢蒸気機関車｣として思い浮かべる旧国鉄の幾つかの蒸気機関車に比べれば　
｢軽自動車｣クラスの大きさのように思える　
しかし、運転台は意外なほどに｢狭さを感じさせない｣　
黒光りのする運転台の手作り感が好ましい　
唯一の疑問は前方の視界があまり利かないこと　
これでよく運転できたと思う







2012年8月28日　犬山市　明治村　四丁目 呉服座と聖ザビエル天主堂　360度パノラマ写真 HDR posted by (C)備忘録　旅人
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｢四丁目｣の中を歩き、｢呉服座（くれはざ）｣辺りに来ると　
その横の高台に白い建物が見える
｢聖ザビエル天主堂｣で、この建物のある場所から｢五丁目｣となる　








2012年8月28日　犬山市　明治村　五丁目 聖ザビエル天主堂前　360度パノラマ写真 HDR posted by (C)備忘録　旅人
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｢聖ザビエル｣の名を冠した教会は日本の中にいくつかあるようだ　
有名なのは山口にあるもの、平戸にもある　
そのほかにも幾つかあるようだ　

明治村にある｢聖ザビエル天主堂｣は、河原町三条に在ったものを移築したとのこと　
現在でも河原町三条にはロイヤルホテルの横に教会があり　
その教会がこの｢聖ザビエル天主堂｣の後身に当たるようだ　

移築の際に外側の躯体を「レンガ造り｣からコンクリートに変更された　
その事から、この教会建築が１００％元のものだとはいえないかもしれない　
しかし内装は忠実に再現されているのだろう　






2012年8月28日　犬山市　明治村 聖ザビエル天主堂　内部　360度パノラマ写真 HDR posted by (C)備忘録　旅人
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旧聖ザビエル天主堂　　明治村 in japan
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｢聖ザビエル天主堂｣級のカトリック教会の内部は、実に美しい　
荘厳された祭壇、美しく光るステンドグラス　
ただでさえ高さを感じる天井を、より高く見せるリブ・ヴォールト天井　
細部の装飾　

長崎の各地には、この｢聖ザビエル天主堂｣と同じぐらい美しい教会堂が沢山ある　
１０年前に五島列島を訪れた際、そのような教会堂のいくつかを見た　
そのときの感銘から、二年前に再度｢平戸・五島｣の教会堂を訪れた　
しかし、１０年前には可能だった堂内の写真撮影は　
２年前に訪れた時には｢長崎大司教区｣の名の下に撮影禁止となっていた　
｢信仰の場である｣という理由はあるだろう　
しかし一旅行者にとって｢以前は可能だったのに｣という意味での落胆は大きかった　
撮影者のマナーに何かしら問題があったのかもしれない　
（教会堂を｢撮影対象｣としか見ていない、等）　


明治村にある｢聖ザビエル天主堂｣は、もちろん撮影可能　
堂内の三脚使用も出来る（勿論、周りの見学者に配慮すること）　
そうした環境の中、３６０度パノラマで堂内を撮る　
堂内を把握するのに、これほど適切な媒介は無いように思う　
勿論詳細な画像ではないから、必要ならそのような部分は別に写真を添えればよい　
諸聖人とステンドグラスに囲まれた祭壇　
振り返れば、その背後に広がる信者席　
頭上には見るものを更なる高みへ押し上げるリブ・ヴォールト天井　
この天井は信者席後方まで連なっている　
側面に注意を払えば　
大アーケード・トリフォリウム（装飾帯）・クリアストーリー（高窓）を持つ壁付アーチが
だんだんに積みあがっていく｢ゴシック｣の一つの形を見ることが出来る　
これらの多様な構成物が｢一つの建物の中で完結している｣ことを示すことが　
３６０度パノラマムービーは出来る　







2012年8月28日　犬山市　明治村　聖ザビエル天主堂　内部　魚眼風310度 posted by (C)備忘録　旅人
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この教会堂内部には木材がふんだんに使われている　
濃い色目のこれらの木材は欅だと言う（天井材は違う木材らしい）　
そして、この教会堂内部はよく響く　
木材を多用した空間が持つ柔らかい響き　
この空間に似つかわしい音楽は　
きっと｢ルネサンス・ポリフォニー｣だろう　
あるいは鄙びた音色の古楽器合奏だろうか　


教会堂の内部は薄暗い　
しかし、此処ではその薄暗さが相応しい　
カトリック教会の大方が｢薄暗い｣訳ではない　
しかしこの教会堂の薄暗さは、ステンドグラスの美しさと　
ステンドグラスを通り抜けた光が壁・床を照らし出すときの色彩を　
際立たせているように思う