2010年01月20日
竹原
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大久野島から本州側に戻り
午後のひと時、竹原の街並みを散策する
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竹原の街並みは比較的よく修景されている
時折最近の建築物も入るが、大きく印象を損ねない
本町通りは電線を見る事がない
街の家並みは平入り、妻入りのどちらかに偏る事は無く混在している
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とりわけ見事なのは竹鶴酒造の一画
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妻入りの入母屋が三つ並ぶ部分の
一つ一つは他に対して不揃いな大きさながら
左から右に移るに従って大きくなり、隣の平入り屋根に移っていく
リズム感が心地よい
また松阪邸の外観も面白い
屋根の曲線(面も中間は盛り上がっている)は唐破風のような極端なカーブを持つ
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また屋内の華美に走らない落ち着いた佇まいも好ましい
欄間、丸棒の組合せによるデザインもよい
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本町通りから山側に入ったところに有る西方寺には
普明閣という舞台造りの堂があり
其処から竹原の街並みを一望できる
また西方寺へ上る石段の登りきった辺りで振り返ったときの眺望がよい
ただ、石段を登りきった所からの風景はどこかで見た事がある
そう思ったのだが
それは倉敷での街歩きの中で見た景観の面影を感じたようだ
古い街並みに時折見かける小路の風情は
竹原の街並みにもあるようだ
街並みの古民家の格子には時折花が飾られていたが
正月から間もない時期のためだったのだろうか
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街並みの終点には｢胡堂｣という小さな御堂が立ちはだかる様に建っている
しかしその背後はごく現代的な民家
｢胡堂｣は歴史的街並みと現代の街並みとの境界となっているようだ
この付近は、むしろある程度の距離をとってみたほうが風情がある
鳥羽町通りから本町通りに入り、胡堂で折り返す
僅かな時間、通り一遍の街歩きだったかもしれないが
その落ち着いた街並の中に、清涼な空気を吸ったような清々しさがあったように思う
そして竹原の街並は、映画のセットのような乾燥したものではない
その街並の中に、まだ確実に生活の匂いが感じられるように思う
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とりわけ見事なのは竹鶴酒造の一画
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妻入りの入母屋が三つ並ぶ部分の
一つ一つは他に対して不揃いな大きさながら
左から右に移るに従って大きくなり、隣の平入り屋根に移っていく
リズム感が心地よい
また松阪邸の外観も面白い
屋根の曲線(面も中間は盛り上がっている)は唐破風のような極端なカーブを持つ
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また屋内の華美に走らない落ち着いた佇まいも好ましい
欄間、丸棒の組合せによるデザインもよい
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本町通りから山側に入ったところに有る西方寺には
普明閣という舞台造りの堂があり
其処から竹原の街並みを一望できる
また西方寺へ上る石段の登りきった辺りで振り返ったときの眺望がよい
ただ、石段を登りきった所からの風景はどこかで見た事がある
そう思ったのだが
それは倉敷での街歩きの中で見た景観の面影を感じたようだ
古い街並みに時折見かける小路の風情は
竹原の街並みにもあるようだ
街並みの古民家の格子には時折花が飾られていたが
正月から間もない時期のためだったのだろうか
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街並みの終点には｢胡堂｣という小さな御堂が立ちはだかる様に建っている
しかしその背後はごく現代的な民家
｢胡堂｣は歴史的街並みと現代の街並みとの境界となっているようだ
この付近は、むしろある程度の距離をとってみたほうが風情がある
鳥羽町通りから本町通りに入り、胡堂で折り返す
僅かな時間、通り一遍の街歩きだったかもしれないが
その落ち着いた街並の中に、清涼な空気を吸ったような清々しさがあったように思う
そして竹原の街並は、映画のセットのような乾燥したものではない
その街並の中に、まだ確実に生活の匂いが感じられるように思う
Posted by 旅人 at 01:08│Comments(2)
│広島県
この記事へのコメント
はじめまして、おじゃまします。
広島には、こんなに素敵な街が残ってるのですね。
それに旅人さんの感性に感動してます。。。
これからも楽しみにしてます。
広島には、こんなに素敵な街が残ってるのですね。
それに旅人さんの感性に感動してます。。。
これからも楽しみにしてます。
Posted by Ｔａｋａ
at 2010年01月20日 02:13
at 2010年01月20日 02:13Ｔａｋａさん、こんにちわ。
竹原のような美しい古い街並はまだ沢山残っており、それらを訪ねるのは旅行の楽しみの一つです。
そのような街並をこれからも一つ一つ訪ね歩けたら、と思っています。
竹原のような美しい古い街並はまだ沢山残っており、それらを訪ねるのは旅行の楽しみの一つです。
そのような街並をこれからも一つ一つ訪ね歩けたら、と思っています。
Posted by 旅人 at 2010年01月20日 12:42
at 2010年01月20日 12:42※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
