備忘録に代えて

静岡鉄道静岡清水線は　
静岡市民にとって貴重な交通手段となっている　
しかし、日常この電車を利用している人でも　
その全１５駅すべてに降り立ったことのある人は少ないだろう　
いずれかの任意の２つの駅を往復するために使うというのが　
ごく普通の利用方法だと思う　
だからこそ「日常の交通手段」なのだろう　

私自身はこの電車の沿線に住んでいるわけではない　
だから私にとっては「日常の交通手段」とはなっていないのだが　
私の住む町の電車として　
静岡清水線の全駅に降り立ってみようと思った　

その動機は「興味本位」であるのだが　
その反面、「静岡を記録する」という個人的な動機もある　
基本的には「駅前の風景」と「プラットホーム」の記録となる　

今回は新静岡駅から音羽町駅まで　

360度パノラマ写真　新静岡セノバ　「キャッツボール」(「キャッツ」告知広告) HDR posted by (C)備忘録　旅人


「キャッツボール」　　ミュージカル「キャッツ」の公演広告オブジェ in japan
（画面の中を直接ドラッグすると、画像を回転することが出来ます
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　そのマークをクリックすることで大きな画面でパノラマ写真を見ることが出来ます。）　　

新静岡駅は２年ほど前に改装が完了した　
「新静岡セノバ」となった今ではビル自体が巨大になった　
「新静岡セノバ」を「駅ビル」というのはしっくりしない　
大きな商業施設に電車駅が「コバンザメのように」付属している　
そう考えた方が似つかわしい　
だから、「新静岡駅前」と言った場合　
それがどこを指すのか、皆目見当がつかない　
強いて言えば鷹匠町からの入り口がそれに当たるのかもしれない　
しかし、印象としては裏口的な雰囲気がある　
けやき通りからの入り口は改札からは離れているが　
こちらが「表口」となるような気がする　
「駅前」という雰囲気には大きくかけるのだが．．．．．　





360度パノラマ写真　　S01 静岡鉄道　新静岡駅改札口 HDR posted by (C)備忘録　旅人



静岡鉄道　新静岡駅(S01)改札口 in japan
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改装後の印象はそれ以前の古い駅からは大きく変わった　
ホームへは以前は地下からホームに上がっていたのが　
１階から直接ホームに入ることになる　
そして改札口とホームは、実に都会的な「きれいな」ものになった　
これも時の流れだろう　



360度パノラマ写真　　S01 静岡鉄道　新静岡駅プラットホーム(1) HDR posted by (C)備忘録　旅人


静岡鉄道　新静岡駅(S01)プラットホーム　Ⅰ in japan
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360度パノラマ写真　　S01 静岡鉄道　新静岡駅プラットホーム(2) HDR posted by (C)備忘録　旅人


静岡鉄道　新静岡駅(S01)プラットホーム Ⅱ in japan
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現在検討されているＬＲＴが実現した場合　
ＬＲＴと静鉄線の接続が検討されているらしい　
静鉄側も新静岡駅がＬＲＴ化に対応できるとしていたように覚えている　
しかし、この駅のレイアウトからは　
どのようにしてＬＲＴと接続するのか想像がつかない　
それは今後の「楽しみ」なのかもしれない　



360度パノラマ写真　　S02 静岡鉄道　日吉町駅 HDR posted by (C)備忘録　旅人


静岡鉄道　日吉町駅(S02) in japan
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新静岡駅を出た電車は　
中・低層ビルと住宅の混在する市街地の中を走り、日吉町駅に到着する　
新静岡駅からの距離はわずか　
この間は歩いてもそれほど時間はかからない　
静鉄静岡清水線は、短い距離で多くの駅がある　
ある意味路面電車を想像させる部分もあるのだが　
この路線も元は静岡と清水を結ぶ路面電車が　
鉄道線に転換したものであるという成り立ちを思い浮かべると　
このことは十分に納得できる。





360度パノラマ写真　　S02 静岡鉄道　日吉町駅プラットホーム HDR posted by (C)備忘録　旅人


静岡鉄道　日吉町駅(S02)プラットホーム in japan
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静岡清水線は、両端付近を除けばほぼ住宅地の中を走っている　
その中で「ビルに囲まれた都市の中の駅」というような雰囲気を持つのは　
新静岡、新清水を除くと日吉町駅だけだと思う　
しかし、ビルの中に囲まれた日吉町駅は大変簡素な駅だ　
幅の狭い二面の相対式ホームと　
その横に狭い改札口　
静鉄の中間駅では標準的な設備かも知れないのだが　
これ以上に簡素な駅もある　




360度パノラマ写真　S03 静岡鉄道　音羽町駅 HDR posted by (C)備忘録　旅人


静岡鉄道　音羽町駅(S03) in japan
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日吉町駅を出ると、すぐに車窓の風景が変わる　
住宅地の中にいくらかの商業施設　
音羽町駅の周辺もそのような雰囲気を持っている　
周囲はいくらか下町の雰囲気がある
普段はこの駅に降りる事が無い　
だからこの駅の周辺になにがあったのだろう、と思うのだが　
「音羽山清水寺」が近いと聞いて、ようやくこの付近の様子がわかる
清水寺は徳川家康が建立したという観音堂や　
古いコンクリート造り寺社建築の例として国登録文化財となっている本堂がある　





360度パノラマ写真　S03 静岡鉄道　音羽町駅プラットホーム HDR posted by (C)備忘録　旅人



静岡鉄道　音羽町駅(S03)プラットホーム in japan
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音羽町駅は１面２線の島式プラットホーム、このプラットホームも狭い　
その為もあるのだろう、静鉄駅のプラットホームには　
そのほとんどに防護用の柵が設置されている　
(柵の無いのは２駅のみ）
ホーム新清水方向の先端に構内用の踏切があり、その踏切を渡って改札口に出る　
シンプルな造りの駅だが、この駅以上にシンプルな作りの駅があるのが静鉄駅の特徴　
とにかく節約されている　

静岡鉄道静岡清水線　全１５駅　３６０度パノラマ写真（2）　
　
静岡鉄道静岡清水線　全１５駅　３６０度パノラマ写真（3）

静岡鉄道静岡清水線　全１５駅　３６０度パノラマ写真（4）

静岡鉄道静岡清水線　全１５駅　３６０度パノラマ写真（5）