2014年02月17日
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真(5)
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真
今回は入江岡駅から新清水駅まで
360度パノラマ写真 S14 静岡鉄道 入江岡駅 HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 入江岡駅(S14) in japan
(画面の中を直接ドラッグすると、画像を回転することが出来ます
また、画面にマウスを合わせると右上付近に拡大のマークが出ます
そのマークをクリックすることで大きな画面でパノラマ写真を見ることが出来ます。)
入江岡駅もまた、丘陵地の斜面を掘り下げたところにある駅だ
静鉄線と東海道本線を跨ぐ橋の脇に、ホームから屋根付きの階段通路が伸びており
その先端に申し訳程度に券売機と自動改札がある
「これが駅なのか」と思いたくなるほど何処かあっけない雰囲気もあるのだが
この雰囲気は静鉄らしさを感じさせられる。
桜橋の駅と同じように、線路を跨ぐ橋からの眺めは良い
ここでも静鉄と東海道本線の併走の様子が観察できる
360度パノラマ写真 S14 静岡鉄道 入江岡駅プラットホーム(1) HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 入江岡駅(S14)プラットホーム Ⅰ in japan
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入江岡駅のホームは1面2線の島式ホーム
ホーム昇り側先端に地上に出る階段がある
此処でもホームの北側に東海道本線が並走していて
電車の待ち時間の間に東海道本線電車が通過していくのを見ることができる
360度パノラマ写真 S14 静岡鉄道 入江岡駅プラットホーム(2) HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 入江岡駅(S14)プラットホーム Ⅱ in japan
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入江岡駅のホーム、下り側の端に立つ
それまで並走していた静鉄線と東海道本線は
入江岡駅を出て間もなく左右に分かれていく
その分離の場所を確認することができる
その更に先で、巴川を渡る
この駅ホームでは、不思議なぐらいに上下線の電車が同時に停車することが多い
ここから700m先にある新清水駅への入線の調整の為らしい
静岡鉄道 静岡清水線 S14~S15間 巴川橋梁 浜田親水公園からの眺望 360度パノラマ写真 HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 巴川橋梁 浜田親水公園からの眺望 in japan
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入江岡駅を出た電車はすぐに
それまで並走していた東海道本線と別れ、間もなく巴川を渡る
巴川は二級河川ではあるが
河口から暫く上流部へ上ったところまでは川幅もそれなりに広く、深い
その昔は水運にも利用されていたというが
現在この橋に架かる橋の多くは水面から橋桁までの高さが低いように思う
たぶん背の低いボートぐらいしかこの川を行き来することはできないだろう
静鉄の巴川にかかる鉄橋は
川に沿って走る側道の橋桁までの高さが1.8mとなっており、かなり低くなっている
しかし、この橋のすぐ上流にあるJRの鉄橋はさらに低く1.6m
一時は「日本一低い鉄橋」と喧伝されていたように記憶しているが
実際にはもっと低い鉄橋があるようだ
この二つの鉄橋の間の右岸側に「浜田親水公園」というささやかな園地がある
浜田ポンプ場の横に整備された園地だが、人影は少ない
しかし、静鉄電車が巴川橋梁を渡る姿を間近に見ることのできるこの場所の眺めは良い
巴川でJRと静鉄それぞれの電車が最後の顔合わせをしたのち
JR線は左にカーブして江尻方面(清水駅)に向かい
静鉄電車はこの橋のあたりで減速して、終着駅「新清水」に進入する
静岡鉄道 巴川橋梁 360度パノラマ写真(1) HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 巴川橋梁 (1) in japan
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巴川橋梁の左岸側の堤防には
恐らくは地元の学生さんたちの手による絵が描かれている
殺風景なコンクリートの壁に潤いが与えられている
しかし描かれてから大分時がたったのだろう
色彩が大分薄れてきているように思える
巴川橋梁は大分低いうえに、トラストなどの鉄骨の骨組みが橋の上に載っていないから
此処を通過する電車は手の届きそうな高さで目の前を通り過ぎて行く
それも、かなりゆっくりと.....
二両編成の短い電車だが、重いものがゆっくりと動いていくときのエネルギーを味わうことが出来そうだ
静岡鉄道 巴川橋梁 360度パノラマ写真(2) HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 巴川橋梁 (2) in japan
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橋梁の真下に立つと
上り下りの線路の間に隙間が空いているため
電車の通過をほぼ真下から見上げることが出来る
新清水駅への入線の関係で、この付近では必ず電車は減速する
だからこの光景は一瞬では終わらない
「ゴトン、ゴトン」と音を立てながら
私の真下を電車は通過していく
360度パノラマ写真 S15 静岡鉄道 新清水駅 HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 新清水駅(S15) in japan
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新清水駅
駅前は多分40年よりも前と比べるとその雰囲気が大きく変わったのではないかと思う
私はこの付近の風景については、清水に住んでいたわけではないからあまり記憶にない
しかし、時折清水の親せきに行くとき、三保へ海水浴に行くときに見かけた風景の中には
確かに路面電車の姿があった
その路面電車に乗ったことはない
しかし記録によるとその路面電車は新清水駅の構内にも乗り入れていたという
そのような記憶は、確かに脳裏に刻まれている
そのころの駅舎は、5年前まではその形をとどめていた
しかし改札口付近を残して解体、雰囲気がスッキリとしたというふうにも取れるのだが
昔の記憶を留めるものの形が失われていったことは、やはり寂しい
昔は、駅の周辺ももっと活気があり、賑わっていたように思う
落ち着いて考えてみれば、この駅はJRの駅よりも旧清水市の中心に近いのではないか、と思う
駅前銀座と清水銀座二つの商店街に接しており
駅付近に大型の商業施設もあったように覚えている
「昔はよかった」というふうな単純な思考はしたくない
ただ、もし40年以上前(路面電車のあったころ)に同じようなパノラマを撮っていたら
どのような風景を記録することができたのか、と思う
360度パノラマ写真 S15 静岡鉄道 新清水駅 改札口 HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 新清水駅(S15)改札口 in japan
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新清水駅の駅舎は5年前までは2階建ての建物だったのだが
改札口より北側の低層部分を残して解体された
改札口から見て右側は昔のおかげを残しているのだろう
左側(南側)の視界は開け、明るくなる
改札の向こう側には、昔ながらのプラットホームが見える
360度パノラマ写真 S15 静岡鉄道 新清水駅プラットホーム(1) HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 新清水駅(S15)プラットホーム Ⅰ in japan
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新清水駅のプラットホーム
櫛形ホームとも頭端式ホームともいわれる
電車が一番南の線路(1番線)に入線すると
電車はその左右がともにホームに接するようになる
駅舎に向かって右側のホームに乗客は降り
電車に乗る客はその反対側のホームから乗る
「乗降分離」は大都市圏の私鉄ではよく見る光景
静鉄でも新静岡駅は同じ形式だ
北側の線路(2番線)の更に北側にも「ホームらしきもの」がある
現在はその形を留めているだけなのだが
路面電車の走っていた頃は此処に路面電車が入線していたという
360度パノラマ写真 S15 静岡鉄道 新清水駅プラットホーム(2) HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 新清水駅(S15)プラットホーム Ⅱ in japan
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プラットホームを西側の端に移動すると
降車ホームの端に小さな改札口のあるのが見える
「巴町口」と言っているようだが
こちら側の街並みは下町の雰囲気がある
そして、清水銀座商店街にはこちらから降りた方が近い
ホームの先端から線路の先を眺めると
巴川を渡った電車が右にカーブを切って駅に進入してくるのを見ることができる
360度パノラマ写真 S15 静岡鉄道 新清水駅プラットホーム(3) HDR posted by (C)備忘録 旅人
静岡鉄道 新清水駅(S15)プラットホーム Ⅲ in japan
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最後に添えたこの写真は
「清水七夕まつり」に合わせて「七夕飾り」が改札口の前に飾られていたのを撮り収めたもの
プラットホームの付近はまだ以前の雰囲気を残している新清水駅
そのプラットホームに「昔ながらの」七夕飾りが相似つかわしく思えた
以上で静鉄静岡清水線全15駅のパノラマ写真すべての掲載を終わる
身近な線路だが、その駅すべてに降りたことはない人は多いだろう
一つ一つの駅の周りは(歩いて回ることのできる範囲で)どうなっているのだろうか
そんな興味も尽きないのだが
実際には私もまだそのすべての駅の周りの様子を把握しているわけではない
変化の激しい時代だから、もしかしたら静鉄の駅もまた、変化していくのかもしれない
しかし、私が見た駅舎の多くは
恐らくは何十年もの間変わっていないように思う
それは私の記憶の範囲でしかないかもしれない
しかし、なんとなく、多くの駅舎は今の姿でその場所に佇んでいるように思えてくる
そのような感覚が不思議ではない、小さな地方鉄道なのだと思う
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真(1)
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真(2)
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真(3)
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真(4)
青葉シンボルロードのイルミネーション(2021~2022)
正月、2022年
奥大井湖上駅の星空
二年ぶりの”シズオカ×カンヌウイーク”
静岡鉄道 A3000形(2)
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真(4)
正月、2022年
奥大井湖上駅の星空
二年ぶりの”シズオカ×カンヌウイーク”
静岡鉄道 A3000形(2)
静岡鉄道静岡清水線 全15駅 360度パノラマ写真(4)
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