2007年09月08日
大覚寺宵弘法(万灯会) 京都旅行1
先月の話で恐縮ですが、8月の後半に3日休みがあり、京都へ行きました。
京都駅の観光案内所で「本日の特別行事」を聞いたところ、案内されたのが大覚寺の宵弘法(万灯会)でした。
境内の大沢池は、蓮の花が満開でした。
池のほとりに置かれていた灯篭に火が灯され、池に放たれます。
灯篭の一部は船で沖に運ばれます。
大沢池の中央には、丸太を何本も組み上げた「嵯峨の送り火」の祭壇が有ります。
法要のあと、船が大松明をかざして祭壇に向かいます。
点火、宵弘法は最高潮に達します。
灯篭(または蝋燭の火)を使った行事は、奈良の燈火会、春日大社の万灯篭などを見たことがあり、それらに比べると地味な印象はあります。しかし、その分まだ観光化されておらず、落ち着いた雰囲気の中で幻想的な雰囲気を味わえます。
池の中の揺らめく灯火を愛でながら、至福の時間をすごすことが出来ました。
Posted by 旅人 at 20:00│Comments(0)
│京都府
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