2010年10月30日

建仁寺

建仁寺
(HDR加工による画像).......


建仁寺は日本最初の禅宗道場とのこと
現在は京都の繁華街・祇園の真っ只中にあるが
さすがに寺の持つ雰囲気の為だろうか
一たび境内に入ると周囲の喧騒から逃れることが出来る


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京都には禅宗(臨済宗)の「総本山」は幾つもある
そのためその幾つかの「総本山」寺院との比較になってしまう
建仁寺の境内は、例えば大徳寺や妙心寺の境内に比べると
いくらか未整備の荒っぽさが感じられる
三門・法堂・本坊からなる中心部の周りに塔頭が並ぶのだが
その雰囲気が「中心部に面して並ぶ」という風に、いくらか即物的なように思う

それでも三門、法堂の周囲は木々に覆われ、禅林の雰囲気を十分に持っている




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建仁寺では、塔頭で常時公開されている所は無いと思う
そこで本坊(こちらは公開されている)を見ることになる




建仁寺は、寺で所蔵していた「風神雷神図」(俵屋宗達)がよく知られているが
こちらは通常複製の展示となっている

建仁寺では、本坊の敷地内にある多くの庭が見ごたえのあるものとなっている



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(HDR加工による画像).......




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本坊前庭は典型的な枯山水、法堂が借景となっている
L字型に南面から西面に掛けて作庭されている
白砂が前面に広がるが間延びした感じは無い
横から庭を眺めると密度が増すように思う



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清涼軒と茶室「東陽坊」との間にある小庭
背後には建仁寺垣



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本坊裏、納骨堂を中心とした庭




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小書院と大書院に挟まれた庭、「潮音庭」というそうだ
左右も渡り廊下で挟まれているから、四方から庭を眺めることが出来る
だからこの庭には正面は無い、あるいは四方全てが正面
ただ、南東の隅に大きな手水鉢の有るのは
庭を見る際の何かのポイントになっているのだろうか




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「〇△□之庭」
丸は木の根元に描かれる砂模様、四角は井戸であることはすぐ分かるが
三角は右手の台形状の砂盛りとのこと
禅語的な意味なのだろうか




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法堂の中も拝観できる
天井の双龍の絵は2002年に描かれたもの
薄暗い法堂の中に釈迦如来像と双龍の絵が浮かび上がる、一つの幻想的な光景




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Posted by 旅人 at 12:43│Comments(2)京都府
この記事へのコメント
最初に建仁寺を訪れたとき、建仁寺方面へ多くの人が歩いていくので、こんなにも多くの人が訪れるのかと感心してしまったのですが、すぐにそれは勘違いだと分りました。
それは場外馬券売り場へ行く人の列だったのです。
何もこんなところにつくらなくともなんて思ったりしてしまったのですが、さすが境内へ入ると旅人さんのおっしゃるとおり、外の喧騒はウソのように静寂な空間となっていますね。
Posted by あおい君 at 2010年10月30日 15:41
あおい君さん、こんにちわ。
先日私が建仁寺を訪ねた時も状況はまったく同じでした。
「一力」から建仁寺へ伸びる道は小雨混じりにもかかわらず、多くの人と通行する車でごった返しており、きっと大きな行事があるものと思いながら先に進んでいったら、そこに有ったのは馬券売り場、多くの人たちがのみ込みまれていくのは馬券売り場のほうで、建仁寺へ行くのは明かに「少数派」でした。
京都という街もキッチリと「清濁」併せ持っているようです。
Posted by 旅人旅人 at 2010年10月30日 17:31
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    コメント(2)