2011年04月16日

南禅寺 三門からの桜

南禅寺 三門からの桜

蹴上インクラインから南禅寺へ行く
と、書ける様な状況ではなかった

南禅寺境内の金地院に差し掛かったところで、とんでもないアクシデント
カメラが壊れてしまった、予備は無い
今来た道を引き返し、中心街のカメラ店へ行くが
すぐの回復は不可能とのこと
やむをえず、その場で同等の新品購入を即断
さすがに気が滅入ったが、今回の桜見物の為には、このカメラ交換はむしろ良かったようだ
元々それまで使っていたカメラは、かなり使い込まれており、交換を検討する時期だった
新しいカメラは、特に高感度域での画質が格段によくなり、その日、夜の「夜桜」撮影に威力を発揮した
また、「商品が有った」事自体幸運なことだったかもしれない
震災の影響で、商品としてのカメラが品薄だったらしい
店頭で展示されていた商品を分けてもらった




一時間以上時間を無駄にしてしまった
南禅寺境内に戻る
三門付近は満開の桜を多く見かける

普段は緑に包まれる三門も、この時ばかりは鮮やかな色彩が華を添える

この三門は登ることが出来る、ということに気が付いたのは暫らく経ってからだった



南禅寺 三門からの桜


南禅寺は東西の線を軸に伽藍が広がる
三門は西に向いており東側の背後に本堂等の主要建築物が控えている
少し急な階段を上り、本堂等の見える東側に向かう




(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)


目の前に広がる景観の中に桜の占める割合は、やはり多くはない
しかし、地上で見るのとは違った感想を抱く

目前に広がる風景は、順光に照らされて色が鮮やかに映える
緑の杜の中に、ある所には群れを成し、別の所には一本か二本ほどポツンと立ちながら
桜の薄い桃色が織物の柄のように映える
建物が桜に囲まれたような所も有る




ここの桜は、三門の上から眺めないとつまらないようだ





(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)



(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)


三門の南側及び西側の眺望も、桜の具合は同じようなものだ
しかし、特に西側眺望は、傾き始めた日の光によって鮮やかさの鈍ってしまったのが残念
だが、南禅寺伽藍を取り囲む杜の彼方に、京都の市街地の見えるさまは
かつて石川五右衛門が「絶景かな」といったという景観を髣髴させるのかもしれない




(パノラマ写真 写真をクリックしてください 拡大します)


三門を降り、境内を一回りした後、哲学の道へ向かう








南禅寺近くの道沿いでは、所々桜が塀の上から彩を添えている
このような景観に風情を感じたいのだが
電線、電話線の類が張り巡らされているのはいただけない




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Posted by 旅人 at 07:30│Comments(2)京都府
この記事へのコメント
とても素敵な写真の数々。センスの良さに敬服いたします。
Posted by 北村茂弥 at 2014年04月12日 11:56
北村茂弥様、コメントいただきありがとうございます。
もう三年前の写真になります。あのころと比べると現在はまた写真の撮り方が変わってしまった(360度パノラマが主)のですが、対象の見方は現在も変わっていないと思っています。
Posted by 旅人旅人 at 2014年04月13日 11:41
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    コメント(2)